効率的な学会スライド作成の3ステップ -準備、作成、見直し-

今回もプレゼン資料作成についてです。

ぼくはなにごとも準備が大切だと考えています。プレゼンも例外ではありません。

いい準備をすれば仕事はうまくまわると思います。

効率的な、準備 → 作成 → 見直し を一通り解説します。

  • まずは紙に書き出せ 
  • そして一気につくれ
  • 2週間おいて見直せ

 

まずは紙に書き出せ

下の図を見てください。

スライド資料 計画表

発表内容をこれにまずは書き出します。

よろしければPDFダウンロードもどうぞ。

設計図

 

あくまで自分のためのメモがわりなので、キーワードを書き込むだけでOKです。

背景は長くなりがちなので3つのキーワードに、まずは絞りましょう。

そこから炙りだされた”問題点”

それに対応する”目的”を書きます。

で、肝心の”結論”を。

 

大切なのは図の左側半分がまっすぐ一本のラインで結ぶことができること。

ここがぶれてしまうと話がヨレヨレになってしまい、

聞き手に伝わらない話となってしまいます。

 

そして、右側には ”方法”、”統計”、”結果”、”考察”を。

”考察”もここでは3つのキーワードに絞ります。

ここでは詳しく書く必要はありません。

あくまでこれは”設計図”です。

正直アナログな方法ですが、まず構成をしっかりしておくことで、後からの作業をスリム化できます。急がば回れの心づもりで行きましょう。

 

また、勉強会や講演などのスライド資料は、多岐にわたるため付箋を活用して構想を考えるのも良い手段だと思います。

ガー・レイノルズの”シンプル・プレゼン”を読んでみた。
ガー・レイノルズ氏著 ”シンプル・プレゼン” です。シンプルなプレゼンを構築する上でとても参考になる書籍です。読んだ感想をレポートします。

 

ノート

そして一気につくれ

さて、設計図ができたら、できるだけ短期間で一気に書き上げます。

”鉄は熱いうちに打て”

と、言いますが、まずはこれを適応しましょう。

 

”設計図”を書いたことによって、脳が資料作成モードに入っているはずです。

この勢いを生かさない手はありません。

一気に、一通り仕上げましょう。

はじめの頃は1日で全部作り終えることは難しいと思いますので、各自のペースで構いません。

ただし、作業に数日の空白期間を儲けることはお勧めしません。

毎日可能な範囲でかまわないので、あくまで一気に作ります。

 

ここのターンで完成形にはしないので、

完璧なものを作ろうとしなくてもいい、と思います。

大切なのではスタートから終わりまでは一通りできていることです。

できれは、プレゼンでの”しゃべり”も意識しながら作りましょう。

後からの作業を減らすことができます。

2週間おいて見直せ

最後のターンです。

一気に作成した資料を2週間ほど放置します。

その間、その資料のことは一旦忘れましょう。

まったく別な仕事に取り掛かる期間にした方が良いです。

脳を完全に別方向に向けます。

で、2週間ほどしたら、作成した資料を再チェックします。

 

そうすると、

”ここの言い回しが変だな。。。”

”おれ、こんなこと書いたっけ??”

”少し変えた方が伝わりそうだ”

などなど、自分の作った資料の問題点が必ず浮かんできます。

 

そして同時に無駄な部分を削ぐことを意識すると良いかと思います。

良いスライド資料は総じてシンプルです。

【プレゼン資料のシンプル化】大切な3つのコツ
スライドもシンプル化した方が内容が伝わりやすいです。”シンプルであることは究極に洗練された形だ” by レオナルド・ダ・ヴィンチ。”物事は全てできるだけシンプルに。それでいて簡単すぎないように”by アインシュタイン。上の二つ言葉が本質を示しているように思います。スライドシンプル化のためのポイントを解説します。

 

これは、いつも僕が行なっている方法でが、必ず変なところが炙り出されます。

ちなみに、この原稿も同じ方法をとっています。

”一旦リセット” これが大切です。

プレゼン制作

 

資料作成時はかなり集中力がいる作業です。

集中しているがために、視野が狭くなりがちです。

これが問題なのです。

聴衆はいろいろな方がいます。

”できるだけ多くに方に自分の仕事の良さを伝え、世の中の役にたつ。”

これがプレゼンを行う最終目的です。

なので、狭い視野で作ったままの資料では力不足なってしまいます。

一度自分をリセットしてから、資料を見直しましょう。

 

はじめのうちはこれを2~3周繰り返す方が良いかもしれません。

締め切りもありますから大変ですが、

必ず、その都度洗練された資料になっていくはずです。

そして発表の練習を繰り返すうちに、さらに洗練されていくと思います。

よい資料を作るためには時間と労力がかかります。

一見、時間的には無駄が多い様に感じますが、作業量としては少なくて済みます。

慣れないうちは大変かもしれませんが、

必ず自分の糧になりますので、あきらめずやりましょう。

 

とういことで、今回はスライド資料作成の手順と手直しのタイミングについてご紹介いたしました。