先日、中国国際航空を利用して北京首都国際空港経由でミラノへ行きました。北京での乗り継ぎがなかなかの鬼門と聞いていました。
とてもビクビクしながらの移動でしたが、意外と簡単にうまく行きました。
乗り継ぎの手順および所要時間などについて報告いたします。
北京首都国際空港とは??
北京首都国際空港(ペキンしゅとこくさいくうこう)は、中華人民共和国北京市に位置する国際空港である。中国最大の空港であり、アジアでも最大の規模、世界第三の規模を持つ。中国国際航空が中国民航時代から同空港をハブ空港としている。
(wikipediaから引用)
とっても広い空港です。ターミナルも3つに分かれております。国際線-国際線のトランジットはターミナル3(T3)内だけで完結するので、バスでの移動などはありませんが、それでも広い空港なのでけっこうな距離を歩くことになります。手続きは比較的スムーズだと思いますが、手荷物検査でけっこう待ちます。ということで、時間にゆとりが必要です。
中国国際航空とは??
中華人民共和国の航空会社でナショナル・フラッグ・キャリア、中国最大のスターアライアンス加盟航空会社。中国語での略称は国航、日本国内においてはエアチャイナとも呼ばれる。台湾の航空会社であるチャイナエアライン(中華航空)とは異なる。
北京もしくは上海から欧米・オーストラリア線への長距離路線では、ファーストクラス・ビジネスクラス・エコノミークラスの3クラス制で、それ以外の近・中距離路線ではビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス制で構成されている。なお、長距離路線に使用している機材については、最新の機内エンターテイメントシステムや電源コンセントが搭載されている。
(wikipediaから引用)
今回のフライトスケジュール
往路
- 新千歳13:50 – 北京国際空港 17:05
- 北京国際空港1:30 – ミラノ(マルペンサ空港) 6:30
- トランジット 8時間
復路
- ミラノ(マルペンサ空港) 13:30 – 北京国際空港5:30
- 北京国際空港8:00 – 新千歳空港12:50
- トランジット 2.5時間
実際のトランジットの手順
飛行機を降りたら、まず歩きます。けっこうな距離歩くので気楽に行きましょう。先頭ってことはなかなかないでしょうから、人について行けば大丈夫です。途中時々看板が出てくるので確認をしましょう。使用する搭乗口にもよりますが5-10分は歩くと思います。
途中、これ見よがしな赤系のゲートが出てきますが、ここは係員もいなくスルーでした。
なんだろう、これ??
まずは下の↓↓看板と見つけましょう。日本語の表記もあるのでありがたいです。この看板周りには係員がいますので不安なら話かけてみましょう。
英語で「Where is a international transfer?」聞けばOKです。試しに聞いてみたのですが、きちんと案内してくれましたよ。
下の看板の左側の通路を進みますと、パスポートコントロールです。
機械により自動化されたもので、パスポートと搭乗券をスキャンさせて顔写真を撮影されて終了です。順番待ちさえなければ、すぐに終わります。
往路はすぐ終わりましたが、復路では列ができていて少し時間がかかりました。
パスポートコントロールの装置
パスポート → 搭乗券 → 顔写真の手順です。
この後が鬼門です。ボディチェック&手荷物チェックです。ここが結構時間がかかります。復路の時は、それなりの人が並んでいたのでここだけで20分以上を要しました。
ここまでの移動に15分。ここで20分。さらに次の搭乗口まで10分。合計45分程度。
オフィシャルで出ている必要時間は“60分以上”となっていますが、スムーズに行ってこの時間なので、かなりシビアな時間設定かと思います。
北京首都国際空港は混雑するので、着陸が遅れることも多い様です。実際、僕も15分ほど着陸が遅れました。やっぱり、60分の時間設定はギリギリですね。時間のゆとりはとても大切です。
手荷物検査の注意点
手荷物検査時には以下のものを取り出す必要があります。なぜかモバイルバッテリーはけっこうきつめに注意されます。
また、化粧品などの液体類は、量が多い場合は没収されることもあるようですね。注意が必要ですね。おそらく香水などもアウトでしょう。これらの物はまとめて袋に入れておけば楽だと思いますよ。
- 化粧品
- 液体類
- モバイルバッテリー
- 傘
- 財布
- パソコン (タブレット含む)
- カメラ (レンズ含む)
ゲート通過後は??
ゲート通過すると目の前に電光掲示板があるので、そこで自分の次のフライトを確認します。
搭乗口の非常に多く、また広い空港であるため、一度迷うと命取りです。時間の余裕が少ない方は慎重かつ素早く動く必要があると思います。
僕の場合、次のフライトの搭乗口まで、歩いて10分程度でした。
待ち時間はラウンジへ
トランジットの時間にゆとりがある方はラウンジを利用するのが良いかと思います。
この空港のプライオリティパスラウンジは、中国国際航空のビジネスもしくはファーストクラスラウンジとなっており、仮眠室とシャワーも備えた充実した設備となっております。
プライオリティパス は楽天プレミアムカードを持つと無料で申請できます。
また、中国国際航空ではトランジットが4時間以上の場合のみ、無料で一般ラウンジも使用可能になります。予約が必要ですので、事前にオフィシャルサイトから予約をしておきましょう。
8時間くらいの長時間になると、北京市内へ出て戻ってくることも可能なようですね。中華料理でも食べて戻ってくるもの良いかかもしれません。