学会発表のプレゼン ネタの探し方 3つ大事なこと

今回は学会で発表するためのネタ探しの方法を紹介したいと思います。

とはいえ、これは各々の施設の状況などによって千差万別だと思うので、あくまでぼくの個人的な方法に基づいたお話です。

後輩に、”なんかやりたいけど、何やれば良いか??” と相談されたら、以下の3つのこと言うようにしています。

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困っていること探す

これは最もシンプルな方法ではないでしょうか??

自分の職場で0から100まで全部満足という方はきっといないでしょう。

”もうちょっとここなんとかしたいな~” という部分に目を向けてみるといいと思います。

そうすると “OOOOOを改善する” とう目的が浮かび上がってきます。

そこからはきっとすんなり進むと思います。

ネタ探し

 

少し具体例で考えてみましょう。

MRIは、動きに弱い検査で動くと画像がブレてしまいます。

特に、高齢で認知症などがある場合、検査中に動いてしまし検査がうまくいかないことも多々あります。

最近は、動きに強い撮像方法もあるのでそれで検査の成功率を高める、というのを目的とします。

  • 背景:認知症患者は検査中に動くため、画像がうまく撮れない
  • 目的:動きに強いシーケンスで検査の成功率を高める
  • 方法:従来の撮像法(A)と動きに強い撮像方法(B)を比較する
  • 結果:撮像方法(B)の方が検査成功率が高かった
  • 結論:認知症患者に対して撮像方法(B)は有用である

となるかと思います。

考察はここでは省きましたが、どういった理由で検査成功率が高まったか?

を丁寧に分析していくと良い、と思います。

 

ここで一つ重要なことは、比較対象をきちんと決めることです。

この場合は、従来の撮像法(A)としました。

薬剤(A)vs (B)でも良いですし、

リハビリの方法(A)vs(B)でもよいと思います。

”対比させる” ことが重要です。

 

基本的には ”今までやっていた方法” vs ”新しく始めた方法” で行うのがいいと思いますが、 

”今までやっていた方法” があまりにも標準的な方法から離れていた場合は、

質疑の部分できびしく突っ込まれる可能性があるので、

まず、”世間一般のスタンダードはどこか??”を調査し、

それと類似した方法と、新たに提案する方法を比較するのが無難な組み立てです。

 

だれもやったことのないことを探す

これはいわゆる、0を1にする仕事です。

今までにない新しい発想を提案するこになります。

難易度は高いと思います、バチっと決まると相当気持ちいいと思います。

なによりカッコいいですしね。

悩む

これは日頃からアンテナをしっかり張って、かつ世間一般のスタンダードもしっかりと把握し、その上で新しいものを生み出す必要があります。

ドラえもんの歌のように、

”こんなこといいな、できたらいいな”

常に頭のなかで考えておく必要があります。

 

手前味噌ですが、ぼくは二度ほど全国規模の画像コンペで受賞経験がありますが、

その時の演題はいずれも0→1の発想だったと思います。

これが生まれた時は本当に爽快です。

 

また、その提案した方法について、”いつも使わせてもらってます。” など、

お声をいただくととても嬉しいです。

どちらかというと、ハードルが高い作業ですが挑戦しみる価値は多いにあると思います。

 

可能限りすぐやる

すぐやる

これはネタ探しとは直接関係ない様に思いますが、とても大切なことです。

そもそも、思いついたネタがいい感じのヒットになるとは限りません。

かなりの確率で失敗に終わります。ちなみに僕の打率はとても低いです。

 

なにかネタを思い付いたら、可能な限りはやく試してみて、

完全にダメならあきらめる。

もう少し改良できる部分があれば改良する。

というように、なんどもTry and Errorを繰り返す必要があります。

 

そうしているうちに洗練されたネタだけが生き残っていくので、内容もより良くなっていくはずです。

時間のかかる作業にはなりますが、あきらめずにやりましょう。

 

 

とういことで、今回は演題発表のネタ探しとそのリファインの方法でした。