こんにちわ、らじてく(@medical_presen)です。
医療従事者って患者さんの前でいろいろとお話するものそうですが、
同業者もしくは他の医療従事者の前で話をする機会もとても多いのです。
今回はそんなお話です。
医療職のプレゼン機会は??
プレゼンってきくとみなさんはなにを思い浮かべますか??Appleの新作発表会?? TED?? 会社の商品発表会?? などなど。スディーブ・ジョブス氏がカリスマ的プレゼンターとして有名ですよね。
実は医療職は総じてプレゼンを観る機会も、する機会も多い職業です。
学会、研究会、院内での勉強会、カンファレンス、講演などなど。
学会へ参加すれば1日中ずっと人のプレゼンを聞くことになりますし、当然自分が発表することもあります。
研究会はほぼ毎週末開催されているので、そこでもプレゼンを拝聴です。
さらに院内での勉強会も毎週2-3回、カンファレンスも週に何度かやっている施設も多いでしょう。
そうすると一年に相当な数のプレゼンを観ることになります。
発表回数もけっこうな数になります。
ちなみに僕が2018年におこなったプレゼンは
学会発表 5回、院内勉強会 4回、カンファレンス 3回、講演 2回、画像コンペティション 2回で、計13回
もちろん、もっと多い回数プレゼンをおこなう職種もあるとおもいますが、少ない数字でもないような気がしています。
技術職として、周りに認められるためにはこういったプレゼンの場でしっかりとした結果を残すことも重要なことです。
例えば、カンファレンスでしっかりとした発表ができる者とそうでない者を比べた場合、圧倒的に前者の評価が高くなるのは当然のことです。
実際、普段はしっかりとした仕事をしているのに”プレゼン力”が足りないせいで損をしている人もいるでしょう。
当然、資料作成も重要な仕事になっています。
そこに費やす労力もけっこうなものになります。
毎回、違うプレゼン資料を用意するわけなので、ここで時間をとられると自分の時間がなくってしまいます。
どうせやるなら ”いい時間” にしませんか??
素晴らしいプレゼンを聞けば
”いい技術だから、ぜひ自分の施設にも!!”
と思うし、時には感動すら覚えます。
逆に、いまいちなブレゼンを聞けば、
”重要そうなことを言っているけど、なんかよくわらない”
ってなってしまいます。
どうせ発表するなら、どうせ話を聞くなら、
”いいプレゼン”
で活発な情報交換をできた方が絶対にお互いのため。
医療職はプロ集団。だからこそ大事な “伝える力”
医療職はたいくさんあります。 医師、看護師、薬剤師、放射線技師、臨床検査技師、作業療法士、理学療法士、臨床工学士、視能訓練士、言語聴覚士、ケースワーカー、医療事務などなどなどなど
職種だけでもこれだけあるのに、個々の得意な分野はさらに細かくなり、それぞれのプロフェッショナルとして働いています。
つまり、専門性が高いために、同じ医療職であっても相当上手にプレゼンしなれば、自分の仕事の良さはうまく伝わりません。
僕は、各診療科に新しい検査方をプレゼンして回ってまわってもうまく伝わらず、
良い技術を患者さんに還元できなかった悔しい思い出あります。
やはり、普段の仕事を充実させるためにも
”プレゼン力 = 伝える力” は重要だと思うのです。
きちんと構成された内容でないと伝わらないので、コツコツとプレゼンを作成する作業は、
論理的な思考力の育成にも役立ちます。
この能力を養うと後輩への指導にも強力なパワーを発揮します。
しかも、作成したプレゼン資料はそのまま後輩への指導資料となるので、一石二鳥といえます。
プレゼンの教育は受けてこない、web資料もない
医療者は医学系を中心したそれぞれの専門的な教育は受けていますが、プレゼンテーションに関する教育は行われていません。たくさん仕事で使う能力なのにです。
アメリカの大学ではテーマにそって個々人が議論する授業カリキュラムがあるそうですが、日本の大学ではあまり行われてはいなようです。
特に医療分野での学校でそのような取り組みをこなっている学校は具体的にはしりません。あってもごく少数派と思います。
ということで、仕事を始めてから、ず~~っと独学で自分なり良いプレゼンを研究し続けているわけです。
で、ふと思いついてプレゼンテーションの仕方などについてググってみました。
ビジネス系のプレゼンのノウハウはたくさんupされています。
しかし、医療系はほぼないに等しい。。。
プレゼン力は我々にとってとっても重要なのにもかかわらず。。。。
とういことで、このブログでは
”もっとプレゼン力を上げたい方”
”これから学会発表を始めたい方”
をおもなターゲットとして、
僕がいままで積み上げたプレゼンのテクやスライドの作成方法
プレゼンの時のちょっとしてコツなんかをupしていきます。
よろしくお願い申し上げます。